宝くじ気分ではじめた日経225オプション取引
はじめに
もしも金融を何も知らない初心者に、こんな風にオプション取引を勧めたとしましょう。
金融に詳しい人は「こいつは人を破産させる気なのか?バカなのか?」と思うかもしれません。
しかし、使い方を間違わなければ、ある意味、一番安心な金融ギャンブルとして機能するのも日経平均のオプション取引だと思いました。
理由は簡単です。
損失額が初めから固定されているからです。
そして、金額は数万~10万円程度で行えるからです。(投資の世界では低額)
さらに、結果も短期間でわかります。
ほら、ギャンブルっぽいですよね!
日経225オプション(OP)取引って何?
オプション取引は、とても危険な取引と呼ばれています。
それは、あなたがオプション取引を行ったら、たいてい電子ゴミ(紙くず)になるか、巨額な利益を得るかの2択になるからです。
しかし、先程も言ったように、やり方を間違わなければ、最初に賭けた金額以上は失いません。
簡単に言えば、未来の日経平均株価を予想して、投資する取引です。
日経平均というのは、日本の一流企業225社の株価をまとめて見やすくした指数ですかね。たびたびニュースで話題になるやつです。
・ある未来の日に、あなたが日経平均が【暴騰】すると思ったらコール(Call)を買いましょう。
・ある未来の日に、あなたが日経平均が【暴落】すると思ったらプット(Put)を買いましょう。
・どちらかわからないと思ったら、手出し無用です。
予想する未来は基本的には1ヶ月以内です。
他の注意点としては、売り(売建)から入らないことです。
借金を背負う可能性があります。(買建のみで取引ましょう)
詳しくは、最後に掲載する参考サイトなどをご覧下さい。
オプション取引(買建)と宝くじの共通点と違い
こんなバカな記事を書こうと思ったのは、オプション取引(買建)は宝くじみたいだなと思ったからです。
そして、意外と宝くじよりも利益率が良さそうとも思ったからです。
ぱっと思いついた共通点と違いを挙げていきましょう
共通点
- 損失額が固定されている
- ローリスク、ハイリターン
- 勝率は低め
- 費用をかけるだけ、勝率は上がる
違い
- オプション取引は損失を軽減することが可能(損切り)
- オプション取引は利益を先に確定させることも可能(利益確定)
- オプション取引は基本的に宝くじよりも賭け金が多い
- オプション取引は税金が20%です。宝くじははじめに税金を50%支払います。
宝くじは当選した場合でも、税金はかかりません。
ただ、最初に50%程度、税金を支払っているに等しいので、オプション取引の方が良いと言えるでしょう。
ジャンボ宝くじの場合、約40%(1枚300円のジャンボ宝くじの約120円分)は収益金として発売元の各自治体の収益となっていますので、私たちは宝くじが当たろうと、外れようと、宝くじを購入した時点ですでに税金を払っていると同じこと
次にオプション取引は、もう勝てないと思ったら途中で諦めることも可能です。
損失額を軽減できるのも良い点でしょう。逆に言えば、途中で利益を確定することも出来ます。その点も宝くじでは出来ない柔軟性があり良い点でしょう。
オプション取引で莫大な利益を出したいなら最低数万程度は必要だと思います。(購入自体は1000円から可能)
というのも基本は、宝くじと一緒で勝てないからです。
当選確率(勝率)は、宝くじの一等が天文学的に低い分、リターンも宝くじの方が大きいでしょう。しかし、オプション取引も上手く暴騰、暴落に乗れば数百万の利益になります。
数万円をドブに捨てて良いから、上手くできたら10倍、100倍にしたい。
そんなギャンブルをやってみたい人には、意外とよい商品だと思いました。
なかなか魅力的に思えませんか?
最後に
万人にはオススメしません。
投資は自己責任という便利な言葉です。
ギャンブルが好きだよという人は適正があるかもしれません。
オプション取引をギャンブルと書きましたが、きちんとリスクヘッジしてる方は魅力的な投資商品です。
しかし、最近の日経の乱高下はどうも金融ギャンブルみたいだなと思い、そう表現しました…
さて、密かに買った、プット買建が大勝利することを祈っています。
(絶賛、電子ゴミ一直線)
参考
オプション取引について興味を持った方は真面目なサイトをご覧下さい